井戸端ランチ[VOL.6]

「井戸端らんち」。井戸端会議のように織りなされる、ランチタイムのなるほどばなしを、わたしの目線で切り取って、議事録として残すことにしました。
シンガポールで生活する同僚と過ごす毎日のランチタイムはいつも面白おかしく、刺激的で、ときにはハッと驚くような気づきももたらしてくれます。せっかくだから、ここにいるうちにくだらない話も、家族の話も、シンガポールならではの話も、子育ての話も書き留めておきたい。振り返ったときに、また新しい気づきやパワーが生まれるように。そんな思いです。

第6回目は、

頭の良い子ども、頭の良い親

について。


もうすぐ大学生になる娘さんを持つ同僚がいるのですが、彼女の娘さんはなんとアメリカの大学数校から合格通知をもらったというエリート。気になる大学の行き先についてみんな興味津々だったのですが、如何せん行き先はアメリカ。親の立場からするとネックになるのはもちろん学費だそうで、最終的にどこの大学に通わせるかは奨学金(返済しなくて良いタイプ)の金額で決めようかしら~(笑)と同僚。
気になるアメリカの奨学金、優秀な生徒は2年目から学費が無料になったりする制度もあるのだとか。ちなみに、1年間の学費平均は700万~800万円!(えらいこっちゃ~)。大体300万円くらい減額できる奨学金制度がメジャーなようです。

20年間ローンの奨学金を使って大学に通っていたもんだから、今でも毎月奨学金返済中(やっと10年返済おわた、あと10年で完済)の私からすると、そもそも親が学費を出してくれる時点でなんて恵まれているんだという話であって、返済しなくていい奨学金制度があるってすごくないですか?っていう率直な気持ちです。日本にもあるのかな。。?

そういえば、シンガポール政府も頭の良い学生には大学の学費を無料にしたり「むしろお金出すから海外に留学してきなさい」なんて言ってるみたい。頭が良いってお得だよな~と思いながらも、そもそも子どもが頭良くなるっていつのタイミング?と思っていたら、同僚の一人が「やっぱり子どもの頭の良さってDNAなのかしらね~」と一言。
その言葉を受けて「やっぱりそうでしょ派」と「生まれたときはみんな同じレベルでしょ派」に分かれました。どちらが正解なのかはわからないけれど、良いDNA同士のサラブレッドでも、隔世遺伝なんてこともあるわけだし、環境によっても友だちなどによっても変わるわけだし、お金(経済面)でも変わるし、こればっかりはね、と思ったり。
個人的な考えでいえば、頭の良い親っていうのはIQとか学歴とかそういう部分とはまた別に、いろんなモノの味方や考え方ができて、引き出しが多いってことでもあるのかなと。本人は「うちは特別なことはしてない、ほんとにほったらかしよ~勉強しなさいなんて言ったこともないわ」なんて言っている母親に限って、無意識のうちに自分が経験してきたことや知見や生き方のコツ、のようなものを日々のくらしのなかで子どもたちに継承しているんじゃないかなと思ったりします。

海外での子育てに奮闘するお母さんたちを間近で見ていると、いろいろ知識がついて、自分の子育て論みたいなものもなんとなく見えてくるようになってきました。(そんな予定は到底先なのに)

どのお母さんからも「子どもが幸せな将来を築くための出来る限りのサポートを精一杯してあげたい」という愛情がだだ漏れしていて、なんだか、お母さんってすごいなと思いました。