井戸端らんち[VOL.4]

「井戸端らんち」。井戸端会議のように織りなされる、ランチタイムのなるほどばなしを、わたしの目線で切り取って、議事録として残すことにしました。
シンガポールで生活する同僚と過ごす毎日のランチタイムはいつも面白おかしく、刺激的で、ときにはハッと驚くような気づきももたらしてくれます。せっかくだから、ここにいるうちにくだらない話も、家族の話も、シンガポールならではの話も、子育ての話も書き留めておきたい。振り返ったときに、また新しい気づきやパワーが生まれるように。そんな思いです。

第4回目は、

シンガポーリアンは細かいことを気にしない

というテーマでお届けします。

過去記事はこちらからどうぞ→ VOL.1 / VOL.2 /VOL.3


先日、同僚の義理のお母様のお誕生日だったらしいのです。私たち日本人的感覚からすると誕生日のお祝いって、普段よりもちょっと高いレベルのレストランやホテルを予約して皆でテーブルを囲むっていうのが一般的ですよね。でも、こちらでは、どうやらそんなことはないみたい(笑)。話を聞いている限り、食事の場所は、どこでも良いらしいんです。
同僚の義理のお母様のお誕生日会が開催された場所は、至って”ふつう”のチキンライス屋さんだったそう。しかも、チキンライス屋さんが入っているビルはちょっといかがわしい系のお店もあったりして「祝う」にふさわしくない場所だったんだとか。祝われる側(義理のお母様)は気にしていなかったそうなのですが、むしろ祝うこちらとしては「え?ここでいいの?」的な違和感を覚えずにはいられないよねって言う。。(店を決めたのは義理の姉夫婦だったとのこと)

そういえば、私の彼のお母さんの誕生日のディナーも日系の居酒屋さんだったし、お母さんがどうしても2軒目ラーメン食べたいっていうから、予め居酒屋さんでキープしてもらっていたケーキもわざわざラーメン屋さんに移動させて、ラーメンを食べたあとにケーキをいそいそと目の前で切り分けて、そのまま食べるっていう、謎かつ味気ない感じやったしな~。

結論から言うと、誕生日だからと言って場所とか食べるものとか、まわりが思うほど別にそんなに気にしないっていうのがシンガポーリアンの国民性なのかなと思います。話がちょっと飛んでしまうのですが「気にしない」っていう話つながりで一つ思い出した!ギフト用ラッピングのサービスが皆無、っていうこととちょっと通じることがあるかも。そう、シンガポールってギフト用のラッピングとかぜんぜんやってくれないから、セルフでラッピングしないといけないんです。しかも値札とか値段のシールとかも取ったり消したりしてくれない。挙句の果てに、ふつうのビニール袋に入れられる(笑)。贈り主側としては「プレゼントなんやから気持ちこめておくれよ」ってもどかしいです。
あと、誕生日のケーキも基本的に持ち込みOKなお店が多いのだけれど、「このタイミングで持ってきてね」とお店に指示を出しても、箱ごとそのまま持ってきちゃう。日本みたいに箱から出してロウソクをつけて持ってきてくれるわけじゃないし、テーブルにどーんと置いて、目の前で付属のプラスチックのナイフで雑に切り分けて終了。みたいなかんじです。そう思うと、日本の飲食店のサービスってすごいクオリティだなと関心しちゃいますね。

いちいち気にしない気にしない~。そんなシンガポールに居心地の良さを感じるのですが、自分がお祝いされる側だったら、やっぱりちょっと嫌だな~。(ちょっとどころか、かなり!)


ではまた~!