SAM at 8Q で映像アートに触れる時間

シンガポールに来て驚いたことは、アートが身近にあるということ。

National gallery singapore は、たぶん日本に住んでいる日本人にも有名だと思うのですが、それ以外にも、アートに触れられる場所があるんです。

わたしのおすすめ美術館は、SAM at 8Q

大きな理由は2つあるのですが、一つは、駅から近い!Bras Basah 駅からたしか徒歩2分くらい。なにかと便利なCity Hall駅からでも徒歩6分くらいなんです。

もう一つは、ちょうどいい規模感。

大きすぎず、小さすぎない。美術館疲れがしないというか、空いている時間にもさくっと見に行けるし、ゆったりした時間が流れているのが好みです。それに、なんだか、学校を思い出させるような作りなんです。一つひとつの部屋が教室のように分かれていて、そこに作品が展示されているんですよ。それも面白いですよね。

先週行った「CINERAMA」というタイトルの展示は、映像作品をコンセプトに10作品が展示されていました。さっき前述したとおり、部屋ごとにわかれているので、1作品1部屋っていう感じです。東南アジアのアーティスト10組による展示がされていたのですが、一つひとつの作品のテーマが深くて、新しい発見があったり、面白いアイディアだな!と刺激をもらったりと、まさに大人にぴったりの展示でした。

とりあえず、わたしが気になった3つの作品をピックアップしてみます。

▶インドネシアのアーティーストの作品

oomleo, Maze Out (installation view), 2017. Image courtesy of Singapore Art Museumoomleo, Maze Out (detail), 2017. Image courtesy of Singapore Art Museum (1)ピクセルアニメーションで、インドネシアの世界が描かれているんです。

ポップでかわいいのですが、描かれている内容がシュール!

シールをもらって、壁にペタペタ貼れるらしいです。

 

▶インドネシアの3人組のアーティストの作品

Tromarama, Zsa Zsa Zsu (installation view), 2007. Image courtesy of Singapore Art Museum (2)Captureトータル12kgのボタンを使って、アニメーションを作っています。

MVとして使われているこの映像は、アナログ感もあっていいかんじ。

個人的に、どうやって作っているのか気になってしまいました。

 

▶カンボジアンアメリカンのアーティストの作品

Amy Lee Sanford, Scanning (installation view), 2013. Image courtesy of Singapore Art Museum自身の父親から送られてきた手紙をひたすらスキャンしている様子を納めた映像。

カンボジアで生まれた作者は、やむを得ない理由で別の家庭に預けられたのだそうです。

カンボジアの情勢や、そこで苦労して生きたお父様が書いた手紙には、ただただ作者への愛がつづられていたそうです。。泣ける話ですよね。しかも、スキャン映像、42分間くらい続くらしく。どれだけ膨大な量だったのかが伝わってきますよね。

 

というかんじで、作品を通して映像のポテンシャルや社会について、作者についてを知ることが出来ました。

ゆったりアートに触れたい方は、ぜひ。

◆詳細◆

SAM at 8Q, 8 Queen st

展示期間:3月25日(日)まで

10:00~19:00(金曜日のみ21:00まで延長)

www.singaporeartmuseum