Masaki Nakamura;Illustrator

Masaki Nakamura is an illustrator working in Tokyo. When he lived in Kansai and later worked as a web designer in Japan until starting up as a freelance illustrator in 2017. His interests and inspiration lies in especially girl’s fashion. His style is personal and hand drawn. You can watch his drawing on his Instagram live!!

第6回目は、イラストレーターのナカムラマサキさん。

WEARのアプリをつかっていた数年前、彼がわたしのイラストを書いてくれたことがきっかけで繋がりました。同い年で関西に住んでいる。当時フリーランスだったわたしは、そういうご縁を大事にしたいと思っていて、彼に興味を持ったと思います。

ナカムラマサキさんの世界観は、一瞬「女性が書いたのかな?」と思うくらいフェミニンな雰囲気が特徴。でもどちらかと言うと「きれい」よりも「かわいい」。そんな世界観です。

わたしは最近イラストを書いてみたいとおもうようになっているのですが、それは彼がインスタライブをしているおかげ。遠く離れたシンガポールにも影響を与えるなんて、さすが!

というわけで、イラストレーター、ナカムラマサキさんのお話をお楽しみください!

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|いままでのこと

イラストを書くひとになったきっかけ。

昔から絵は好きだったけど、その道に進みたいわけでもなかったんです。自分がしたい事も見つからず、その言い訳として絵を描いていた時期もありました。「イラストレーターになりたいから就職しません」みたいな(笑)

でもイラストレーターという職業に憧れていたのは本当で。結局は就職することになるんですが、絵の事は常に頭にあった気はします。

そんな中、2015年に思いつきで始めたデイリースケッチ(365日ファッションスケッチをする)がきっかけで見てくれる人が増え、仕事に発展することも。そこで「絵を仕事に」という決心がやっとつきました。そして、なんのコネもないのに仕事を辞めてしまいました(笑)

このときはソフトウェア会社のデザイン部で働いたんです。自社ソフトの見た目の部分を作ったり、自社の印刷物やHP作ったり。業界的に堅い感じだったので、地味だったなあ(笑)

そう、それで。仕事を辞めたその頃から「イラストレーター」と名乗るようになりましたね。

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※これが365日スケッチ。当時はWEARに載っているひとを書いていました

|いまのこと

現在は雑誌の挿絵やファッションに関わる企業さまとのお仕事がメインです。最近ではインテリアなどライフスタイルに関わる仕事も頂けるようになってきましたが、仕事量的にはまだまだだと感じています。

個人の活動としては、展示会。先日、代官山birdで行われた手描きクリエイターの展覧会「HAND-WRITTEN SHOWCASE」に参加させていただいたんです。日本だけでなく海外のアーティストも参加していたのですが、何より出展者が楽しんでいたことが印象的で、成功したイベントだったではないかと感じています。今後もイベントや個展の開催を予定してるので僕自身も楽しみです。

 

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イベント風景1

 

だいたいの一日のスケジュールは、正直あんまり決まってない(笑)。ただ頭を使う作業(アイデア出しなど)は午前中や早い時間帯に取り組むようにしてます。外が暗くなると色々考えてしまって雑念が多くなる癖があるので(笑)

あと、これはなかなか実現できていないのですが、1週間のうち1日は「何にもしない日」を作りたいですね。とことん映画を見たりひたすらゲームをしたり趣味が合う友達と遊んだり。絵と離れる時間も結構大事。恋人と離れるとすごく会いたくなるじゃないですか。それと同じ。まぁ本当はただ単に遊びたいだけですけど、そういうことにしときましょう(笑)

 

|ナカムラマサキのコンセプト

僕は独学なので「上手さ」で勝負すると敵わない。なので、そこでは勝負しないこと(笑)。わざと線をゆるく描いたり、塗りをはみ出させたりするとアナログ感が増していい感じになります。上手いじゃなくて「巧い」を目指しています。

また、最近は色使いにも焦点を当てようかと考えています。今ってゆるい線画を描く人って結構いるし、そういう人との差別化をはかる意味でも色で勝負できるような絵を作りたいですね。

僕が手書きにこだわる理由はいくつかあるのですが、まずコミュニケーションが生まれやすいところ。そもそも自分が絵を描いてる本質は「誰かと関わりたいから」な気がします。うまく人と関われないから、言葉の代わりに絵を描いてる。手描きだとより伝わるんじゃないかなって。実際に絵がきっかけで生まれた縁がほとんどです。僕にとっては大切な言語の一つです。それっぽい理由はいくらでも作れますが、素直に言うと結局は「かまって欲しい」ってのが一番(笑)

あと「人は人が作ったものに弱い」と思っているというのも理由の一つかもしれない。造り手が見えると物事の価値が上がるというか、本来の価値が見えるというか。わかりやすい例が手描きだと思います。手紙とかメッセージとか。世の中いろんなサービスがあってどんどん便利になっていますが、だからこそ手作りの価値も高まってる気がします。ちょっと手間をかけて自分で作れるものは作ったりする。そういう人口を増やしたいですね。

 

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※愛用しているペンはこんなかんじ。

トンボABT(愛用している水性マーカー。匂いもなくて気軽に使えるし、デザインが好き)

コピックマルチライナー(耐水性があるのでマーカーや水彩との相性がいい)

万年筆(最近ハマってる。普通のペンに比べて描いてるときの感覚が好き)

シュミンケの固形水彩(ポケットサイズの透明水彩。持ち運べて便利だし、水彩は基本パレットを洗わなくていいいので楽!)

 

|これからのこと

まだ具体的にお伝えできる段階じゃないですが、個展や次のHAND-WRITTEN SHOWCASEも行う予定です。ファッションブランドとのコラボも予定しています。

個人的にしたい仕事は映画関係ですかね。広告とかパンフレットとか。大島イデアさんが作る映画広告が好きで、素直に憧れます。

|縁がすべてのはじまり。

 

僕の場合は継続。「毎日絵を描いている」という行動が、一つの作品になっているんじゃないかなあと。あとは作った作品をしっかり誰かに見てもらう。そういった意味ではSNSは便利ですよね。。素直なリアクションをもらえるから。ただSNSで完結してはあまり伸びない気がしているので、イベントなどに参加して実際に人と関わることが大切だと感じます。人との摩擦熱がモチベーションになります。今の自分がまさにそんな感じ。

だから、人が集まる東京には魅力があります。成長したい人にはベストな地かもしれません。僕は人混みがだめなので一歩引いて横浜の何にもないところで暮らしていますが(笑)。縁がすべての始まりです。

最後に。

ナカムラマサキさんのポチ、なひとは・・・

アーティストでは「長場雄」さん(@kaerusensei

シンプルイラストを描きたくてもこの人がいるから描けない。シンプルな方向に進むとどうしても長場さんの真似みたいになってしまうし敵わない。それぐらいの存在。

先日一緒にイベントを開催した「チョークボーイ」さん。(@chalkboy.me

手描き仲間のリーダー的存在で、これからも関わっていきたい人です。この人との縁でいま色々と広がっている気がします。

インスタグラマーだと主にモデルさんが多くて「描きたくなる人」。

僕はアジアンガールが好きなので、アイリーン・キム(@ireneisgood)や日本人だと中田クルミさん(@culumi_nakada)が好きです。もう何度でも描けます!



Illustrator / Masaki Nakamura

休日の過ごしかたは、家で映画やゲームをすること。

Instagram: @mnillustration

Website: www.mn-illustration.com


Special Thanks to Masaki Nakamura
Written by POCHI (Arisa Matsuo)
Photo by Masaki Nakamura